年々…いや、むしろ月を追うごとに高くなっていく自転車。スポーツバイクの価格はもちろん、一般車(通称シティサイクル、ママチャリ)も物によっては平気で数十万の時代。
そんな高額自転車でのお出掛け先、観光で離れた際に戻ってきたら自分の自転車が無い!
こんな状況は目も当てられませんが日々どこかで実際に起きているのも事実。自宅ガレージ保管時に夜な夜な忍び込まれて盗難!なんてのもありますからね。
その中で先駆けてGPS追跡や振動検知アラームなどを搭載した自転車用セキュリティとして登場したのがオルターロック(初期型は2019年の発売)。
各種 盗難防止のサービスを利用するには月額(396円)または年額(3,960円)での契約が必要となりますが、セキュリティが付いている安心感とその防犯性には変えられません。今回はそちらの第3世代である「AlterLock Gen3」をメーカーさんよりデモ機の提供をいただくことができましたので少しご紹介。

取付方法としては今までと変わらず、フレームとボトルケージの間に専用のボルトで挟み込んで取り付けます。そのボルトもいじり防止工具の星形穴用の工具となっています。本体重量は約50gととても軽量!


基本的な機能は
- 振動検知アラーム(最大95dB) : 検知、作動時に(Bluetooth)連携したスマホへの通知
 - 盗難時のGPS情報発信 追跡機能
 
前作(Gen2)との比較としてはL字型からストレート型となり、よりスマートに、より様々なフレーム形状に対応。GPS精度も向上し、バッテリーの持ちも約2倍になったとのことです。
ちなみにAlter lockはセキュリティ上、本体側での電源OFF操作はできません。電源ON時は常時GPS情報を発信しています。(アプリ操作でのみ発信停止、デバイスのOFFが可能です。)
更にスマホなどのデバイスと通信接続されている時、目的地等に着いて自転車から離れると(本体とスマホの距離が離れると)オートロックがかかる便利な機能も搭載されました。
と、ここで私が思う最大のアップデートと言えば、先にも書いたように各種防犯機能を利用するには契約が必要なのですが、その中の振動検知アラーム機能のみは契約無しで使用できるようになりました。(スマホへの通知は無し)もちろんこの他全ての防犯機能サービスを受けたい場合は契約が必要になります。
音での威嚇だけでも、盗もうとするような犯人にはとても効果的ですからね!
月単位で契約が可能なので、例えば乗る機会が比較的減る真夏や真冬はアラームのみ利用。増える春秋はサービス契約をし、安心してお花見・紅葉・観光ライド♪ なんてのもいいかもしれません。
ちなみにその有料プランは1契約で3デバイスまで登録が可能です。
取付は自転車だけに限らなくてももちろんOK!オートバイや車など盗難が懸念される物でAlterLockが取り付けできれば何でも構いません。あなたの大切な自転車を守ってあげてください。
